睡眠時間@ガイド | 短縮・平均・理想編


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おやつと睡眠

あなたは、「午後2時の眠気」(post prandial dip)という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?英文までついていることからも分かるように、これは学術的に認められた現象であり、子供のみならず、成人から老人に至るまで、広く認められております。
つまり、生物である以上、サーカセミデイアン・リズム(約12時間周期の生物リズム)の関係から、日中に眠気を覚えるのは、生理学的根拠のある現象であることが確認されており、決して、気が抜けていたり、怠けているからではないということなのです。
それゆえ、体が昼寝を求めるのも、ごく自然な生理的欲求として確認できるわけですが、この昼寝に関しては、文化的拘束により、禁忌する通念を持っている社会が多いのも事実です。
たとえば、ラテン系諸国のように、「眠い時は眠ってしまおう!」という、極めて人間らしい考え方を採用して、シエスタ(siesta)という昼寝の習慣を根づかせた国や地域もあります。
しかし、半球の高緯度地帯にある「先進諸国」においては、一般的に昼寝は怠惰な行為として、タブー視とする考え方が強く、生産性の向上やビジネスマナー、社交的儀礼に反する悪習慣とみなされています。 けれども、人間である以上、その時間になれば、眠たくなるのはごく自然なことですので、私たちの先祖は、そうした眠い時には元気の出る茶菓を楽しんで、眠気を克服してしまおうという考えを採用してきました。 それが、八ツ時(未の刻:現在の午後2時頃)に眠気対策として、お茶と茶菓子を食べる「御八つ」という習慣であり、それが近代以降は、午後3時の休憩習慣として、職場などでも馴染んできたわけです。
現代では、「おやつ」といえば、どちらかといえば、子供のお菓子タイムのような習慣となっている感もありますが、もともとは、一番眠い時刻にお茶を飲むための口実だったのです。

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