睡眠時間@ガイド | 短縮・平均・理想編


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睡眠と生物時計

その結果、社会全体が慢性的な睡眠不足状態に陥ったり、深刻な睡眠障害が増加しつつあります。
特に、睡眠障害はうつ病などの精神疾患の原因となる可能性が高いため、健康を維持するためには、十分かつ良質な睡眠時間の確保を実現することが、現代人の共通課題となっているのです。

そもそも、人間の生物時計の1日は、正確な24時間でなく、およそ25時間であるという事実であります。
従いまして、どうしても、1日が24時間という外界の環境との昼夜リズムとのずれを生じることになり、このずれを修正するために外界の昼夜リズムや社会リズムが主時計の役割をして、無意識のうちに生物時計をリセットしているのです。
たとえば、毎晩12時になれば、必ず寝るという生活習慣を身に付ければ、日によっては、まだ眠くなくても、なかば強制的に眠りにつくことにより、この生物時計のリセットを行うことが出来るわけです。
しかし、逆に、生活が不規則だったり、こうした生物時計のリセットが行われにくい状況が続くと、人間の体は生物時計のリズムだけに従って生活するようになり、その結果、24時間周期の昼夜リズムや、社会のリズムと同調できなくなります。
その結果、海外旅行の際に体験する「時差ぼけ」のように、時には昼間に耐え難い眠気に見舞われたり、社会のペースに合わせて生活することに、非常な苦痛を感じる体質となってしまうのです。

よく「規則正しい生活をしましょう!」と、昔から言われますが、このことは生物学的にも自分自身の健康を維持するために、大変に重要なことであることが、睡眠と生物時計の関係からよくわかります。
つまり、寝不足の時にも、不規則に寝起きするよりは、生活のリズムを乱さないことのほうが得策といえるのです。


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