睡眠時間@ガイド | 短縮・平均・理想編


睡眠に関する情報をご紹介

レム睡眠

レム睡眠とは、魚類や両生類などの「原始的な眠り」や、絶滅した恐竜たちや現存する爬虫類の「やや進化した眠り」と共通する性質をもつ古い型の眠りであると考えられています。
その理由は、「レム睡眠」とは、大脳皮質があまり発達していなかった外温性動物(変温動物)が、身体を休ませることにより、骨格筋の緊張を解いて、身体を麻痺状態におくことを主目的に開発した休息法を基本としているからです。
特に、変温動物では、活動しないと体温は自然に下がりますので、エネルギーの節約にもなりました。

レム睡眠とは、「急速眼球運動(rapid eye movement の頭文字REMからレム)を伴う睡眠」という意味です、 この「急速眼球運動」とは、閉じたまぶたの下で眼球がきょろきょろと動くことを指しており、体はぐったりしているにもかかわらず、脳は覚醒に近い状態になっていますので、それゆえ、夢を見ていることが多い眠りとなっています。
また、レム睡眠で夢をみている間に覚醒した場合、その夢の内容を覚えていることが多いとされています。 このレム睡眠の存在は、シカゴ大学のナサニエル・クライトマンとユージン・アゼリンスキーの研究によって、1953年に明らかになりました。

レム睡眠中に眼球運動が行われる理由は、身体的には骨格筋が弛緩状態にあり、身体はほとんど動かないのですが、脳波はシータ波が優勢な状態となっており、覚醒時と同様の振幅を示めすなど、脳は覚醒状態にあることに起因します。
つまり、外見的には寝ているにも関わらず、脳は覚醒状態にあるため、脳の一部として連動している眼球の運動は行われるわけです。
眠りに落ちると、まず、「急速眼球運動」を伴わないノンレム睡眠が現れ、続いて約2時間でレム睡眠に移ります。 そして、以後、ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れ、レム睡眠はほぼ90分おきに20 - 30分続くようになっており、一晩の睡眠では、通常、4 - 5回のレム睡眠が現れることが知られています。


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